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顔面神経麻痺でお悩みの方へ Q&A

 

顔面神経麻痺でお悩みの方へ Q&A

 

 

 

 

Q1,顔面神経麻痺になってしまいました。どうしたらよいのでしょうか

 

A

耳鼻科のある大きな病院にかかって下さい。

 

お近くの耳鼻科にかかると、顔面神経麻痺とわかっていても、念のためCT等の検査機器のある病院に紹介状を書かれることが多いです。

ただし紹介状も無くて初めから大病院を受診すると、別途初診料金を請求されますから、一旦お近くの耳鼻科を受診されて、紹介状を書いていただいて大病院を受診するのが良いようです。

 

(参考までに)
運悪く休日に顔面神経麻痺になって病院が休みということもありますが、一旦救急病院にかかり、そこからの紹介で病院の耳鼻科を受診されるケースもあります。

 

 

Q2, 顔面神経麻痺だと気づくのは、初めにどんな症状が出るのでしょうか

 

 

A

・歯磨きをしていてうがいがし難い。
・口元から水がこぼれる。
・食べにくい
・しゃべりにくい
・顔の動きがおかしい
・家族や他人から顔がおかしいと指摘される
・鏡をみておかしさに気づく

 

これらの症状は時間経過とともにさらにひどくなってきます

 

 

Q3 顔面神経麻痺になる前になにかきっかけのような症状がありますか

 

A

(前駆症状)
いきなり顔面神経麻痺になってしまったというケースもありますが、よくお聞きすると、顔面神経麻痺になる数日前に以下のような体の状態だったことが多くみられます

・風邪をひいていた
・熱があった
・顔にヘルペスのようなものができた
・耳の周囲が痛かった
・疲れていて顔に違和感があった

 

 

Q4 私は内科の先生に脳神経外科を紹介されました。耳鼻科でないとだめでしょうか

 

A

耳鼻科にかかるのは、顔面神経麻痺は一般的に耳鼻科が扱うことが多いという理由です。
脳神経外科や脳神経内科などでも問題ありません。要は、かかった病院の担当医が顔面神経麻痺についての知識と経験が深く、病状や後遺症についての説明など丁寧にしてくれて安心できる病院であればいいと思います。

 

病院によっては顔面神経麻痺についての重度評価点数も電気検査もなにもせず、発症から数か月経ても後遺症の説明すらしない所も、過去にはありました。

顔面神経麻痺症状が軽度ならそれでも短期間で治癒するので問題は無いかもしれません。しかし顔面神経麻痺後遺症が出ることが予想されれば、重症度がわかった時点で後遺症の説明と予防法、日常の注意点などを患者様に説明することがとても大切なことです。

 

 

Q5 顔面神経麻痺は放っておいても治ると言われましたが、そうなんですか?

 

A

顔面神経麻痺でも、単純ヘルペスが原因と言われているベル麻痺は、治療しなくても7割が治る。
またハント症候群と言って、水痘帯状疱疹ウィルスが原因の顔面神経麻痺は4割程度が治療しなくても治ると言われています。
しかし顔のゆがみだけでは重症度の判断は医師でも難しいですから、病院にかかられたらいかがでしょうか。

 

Q6 病院にかかったらどんな治療をするのでしょうか。

 

 

A

ステロイド点滴、ステロイド服薬、ブロック注射、、抗ウィルス剤、ビタミン剤などの服薬、顔の運動、顔のリハビリなどです

 

重症度から即日入院となるケースもありますし。
同じような重症度でも通院だけで入院は言われなかったケースもあります。
同様に同じような重症度でも大量のステロイド点滴をするケースと、内服のみの場合があります。この差はよく判りませんが、薬の有効性や、適切な投与量のエビデンスが未だ確立していなのかもしれません。

 

検査としては、CT検査、MRI検査、血液検査などを行い、脳やアレルギー、ウィルスなどを調べるかと思います。

入院の場合は10日間ぐらいが多いです

 

Q7 ステロイド治療は副作用が怖いのですが

 

A

たしかにそうですね。医師もそう考えていて長期間の投与はしないようです。
また感染症や、糖尿病、肝機能、腎機能障害などがある場合は投与をしないケースがあります。
ただし顔面神経麻痺も重度だと一生後遺症が残りますから、ステロイドは発症時に炎症や浮腫と進行を抑える効果が期待され、現時点では私も必要と考えています。

 

 

Q8 ステロイド治療が終わった後の病院での治療はどうなるのでしょうか

 

A ステロイド治療が終われば西洋医学による大きな意味での積極的な治療はなくなりま  す。あとはウィルス性のものなら抗ウィルス薬が継続されますが、それも比較的早く  中止になり、その後はビタミンB12などのビタミン剤が継続して出されます。

 

病院の診察はその後、月に1回、さらに3ヶ月に1回程度になります。それも数    分間状態を見るだけで、治療はありません。

 

<(ブロック注射については、当院の症例がいずれも後遺症が出る重度の方のケースで、回復力がステロイドに比べ思わしくありませんでした。ブロック治療が自然治癒力等に影響が出るのか。リハビリ等まったく別の問題なのか、検証中です。)>

 

 

Q9顔を動かしたり、マッサージはしたほうが良いでしょうか

 

軽度の方は

 

間違った方法で熱心にやると、かえって後々に後遺症を招きかねませんから、放っておくほうがきれいに治癒します。

 

中度から重度の方は

 

発症初期に耳周囲に炎症や痛みのある時期を除いて、早い段階から顔の表情を動かしたりマッサージをすることがとても大切です。

 

<※ 医師やPTから注意されていると思いますが、顔の動かし方やマッサージの仕方にはルールがあります。ルールに従い正しく行なってください。>

 

<基本はマッサージはこまめにおこなってください。
表情筋運動は、目と口とを同時に動かさないように注意をしてください。>

 

 

 

Q10 鍼灸治療は受けた方が良いのでしょうか

 

A 必ず鍼灸治療を受けて下さい。

 

同一人物で鍼灸施術を受けた場合と受けなかった場合の結果を比べることは出来ません。しかし病院に通院している方の顔面神経麻痺評価点数が停滞していて、鍼灸施術を開始してから点数が上がり出すことは全ての症例に共通します。

 

(例えば現在通院中の患者様で、顔面神経麻痺発症から10ヶ月経って、症状が良くならないと言うことで当院を受診されました。その時点の顔面神経麻痺評価点数が40点満点の18点でした。が1ヶ月後22点、2ヶ月後24点、3ヶ月後26点と3ヶ月で8点上がっています。)

 

発症から10ヶ月も経つと点数の上昇はなかなか見込めなくなりますので、この数字は客観的に評価できる数字だと考えております

 

また症例上参考になるものものも掲載しております

 

症例

「顔面神経麻痺に対して確実に鍼灸治療の効果を物語る症例 33才 男性」」

 

上記症例は、2ヶ月半の鍼灸施術ブランクがあり、ブランク中病院での顔面神経麻痺治療は継続しております。にも関わらずブランク前後の顔面神経麻痺評価点数が同じであり、鍼灸施術を開始してから症状の改善がみられた症例です。

 

実際には点数よりも後遺症の方がさらに大きな問題であり、重症度によっては後遺症で生涯悩むことになります。この後遺症の治療になると西洋医学ではさらに難しいのが現状です

顔の筋肉の筋張りや痙攣などの変化など、実際に医師も3ヶ月に1度の数分の診察ではわかりませんし、治す手段がありません。

後遺症による顔の筋張りや硬結、痙攣などの細かな変化と改善手段は、鍼灸施術と遠絡療法の独壇場にあります。

 

 

Q11 鍼灸治療はいつ頃から始めれば良いでしょうか

 

顔面神経麻痺発症から10日前後のステロイド点滴が終了する辺りを目安にしてくだ さい。もちろん入院している方は退院後。服薬治療をされている方は服薬を続けながら、 発症から10日後あたりから鍼灸施術を開始してください。

 

 

これはウィルスによる浸潤や炎症によって、顔面神経麻痺症状がピークを迎えた時期に あたります。 顔面神経麻痺症状が軽症の方なら、この時点で症状は緩解に向かってい ます。
<後遺症が予想される患者様は、日常の話し方、食べ方、顔の運動法、マッサージ法など、この時点から後遺症予防が必要となります。

 

 

Q12 どのような治療をするのですか

 

A

初診時は予診表をまず書いていただき、それを本に質問をさせていただきます。それから顔面神経麻痺評価点数をつけ、現在の状態と治療の説明、今後の推移予想などをさせていただきます。それから治療ベッドに横になっていただき、東洋医学の診察法である、脈診、腹診、切経(触診)などをいたします。

 

治療は主に鍼灸施術と遠絡療法をおこないます
どちらも全身にある経絡(ツボとツボを結ぶライン)を利用した治療法ですので
顔の治療であっても手足背中などにも治療をいたします。

 

最後に顔のマッサージをおこないます。

治療時間は1時間ほどかかりますから、初診時は問診などと合わせて2時間近くかかります。時間に余裕を持ってご来院下さい。

 

 

鍼灸施術

 

施術に使用する鍼は、顔面神経麻痺の場合は一番短くて細い0.12mmの髪の毛ほどの鍼を使います。鍼は顔と顔周囲にもしますが、その場合痛いと思われる鍼はいたしません。また、顔と関連した手や足にも鍼をします。遠慮せず痛ければすぐに痛いといってください。ちなみに気持ち良くて寝ておられる方が大半です。ご安心下さい。

 

お灸は顔面神経麻痺の場合しないことが多いですが、脈の状態などでするほうが効果が高いと判断した場合、必ず説明させていただきます。お灸と言ってもテレビで宣伝しているせんねん灸のような痕が着かない灸で、小学生にも使用しているものです。ご安心下さい。

 

遠絡療法

 

遠絡療法は治療対象の経絡と関連した別の経絡を使って、鍼は使わずに手で押したり専用の押し棒を使ってする治療法です。
顔面神経は脳からの末梢神経ですから、脳の延髄や橋あたりから顔面神経を通り顔に分布する流れと、関連した経絡に遠絡療法をおこないます。顔に治療するわけではありませんからご安心下さい。

顔面神経麻痺と言う病名は同じでも、患者様お一人お一人体質、年齢、体格全てが違いますから、それらに合わせて施術はおこないます。

また発症初期と、後遺症が出る頃とは状態も変わってきますので、今までの経験上施術方法や重点もそれに合わせて変わります。 40年間臨床をしてまいりましたから安心してお任せ下さい。

 

Q13 どのくらいの治療間隔で受ければ良いのですか

 

基本的には週2回の治療をお勧めします。

 

例えば医師から処方されるお薬でも朝晩一日2回と言ったように定期的な服薬が積み重なって効果が現れてきます。それと同じで、当院で治療を受けて一旦改善されても時間が経過すると効果が薄れてきます。そこで治療を積み重ねることで 効果の継続と改善がみられるのです。

(週2回連日の治療をしてあと5日空いても積み重ね効果の持続が見られるのも判ってきました)
もちろん地理的な関係や様々な要素で週2回の受診は難しいと言う方もおられます。最低週1回の治療でも効果はあります。

定期的、継続的に治療を受ける場合と、治療間隔が開くまたは不定期受診の場合とでは、積み重ね効果の差異は実際の臨床例にハッキリ現れてくるのも事実です。

 

以下2つの症例を比べてみれば治療間隔と予後とに関わりがあることが少し理解されるかと思います。

 

症例

「医師から顔面神経麻痺の手術を勧められ予定日まで告げられ、迷いながら来院された顔面神経麻痺症例 44歳 男性」

 

症例

「顔面神経麻痺後遺症の進行に大きく関与する条件を、改めて再確認した顔面神経麻痺症例 57歳 男性」

 

 

 

Q14どのくらい治療期間がかかるのでしょうか

 

顔面神経麻痺の治療期間は重度さによって違いがあります。

 

もちろん全員が完全に治癒する方ばかりではありません。
顔面神経麻痺と言う病気は、治療できる期間が限られている病気なのです。

 

発症から4ヶ月も経てば後遺症が出てきます。ですから完全に治りきらず一生後遺症が残る患者様もおられます。

 

この差は顔面神経の損傷の程度差であり、次に損傷箇所の差異、そして水分代謝やアレルギーによる神経浮腫や細胞の炎症の有無に関わるのではと考えております。

(顔面神経麻痺症状の詳細は解説ページをご覧下さい)

 

それに加えてQ12で書いたように、患者様の来院状況も差として現れてきます。

 

軽症例

 

1ヶ月から2ヶ月以内で治癒するのは軽症例です。一般には顔面神経の脱髄によるタイプです。>

 

軽症例では耳鼻科でステロイド治療を終えたが治りが不安で来院されるケースが多くあります。しかし実際に診てみると現在は症状として残っていても心配がない例です。
大抵の場合は長くみても2ヶ月以内に完治すると思われます。実際の臨床では、前日あれだけ歪んでいたのに、治療翌日に治ってしまったという経験をしています。

 

中等度の症例

 

4ヶ月以内に治る少し重い状態で、一般には軸索断裂によるタイプです>

 

顔面神経麻痺中度では、軽度よりも重いタイプと重度に近いタイプの幅があります。
4ヶ月以内に治ることが予測されるが後遺症も出る例です。この後遺症状は本人も気付かない程度のもので、やがて落ち着いて判らなくなっていきます。

 

顔面神経麻痺でも中度から重度に近い、もしくは重度の症例で、一般には神経断裂によるタイプです。

 

1年ぐらいでほぼ治るタイプ。もしくは外見上はわかりにくいが後遺症が残るタイプ
もしくは見た目でもゆがみがわかるタイプです

 

10年前に顔面神経麻痺になって今も一目でわかる方。幼児期になった顔面神経麻痺により、未だに笑うと顔がグニャッと歪む若者が来院したりします。<これは顔面神経が断裂したために、再生する課程で神経の混線が起こってしまったこと。適切な時期に適切な治療がなされなかったこと。アレルギーや水分代謝異常などの体質的な原因が関与していたことなどが原因で、後遺症が大きく残ってしまったことです。>このように時間経過して後遺症状の出ている顔面神経麻痺を陳旧性顔面神経麻痺といった言葉で表したりしています。

 

 

Q15 顔面神経麻痺の後遺症ってどんな症状ですか

 

 

顔面神経麻痺は重症度の違いによって治るスピードや範囲に差はあるものの、必ず時 間経過と共に治っていきます。
顔面神経麻痺が発症する以前の正常な顔になる方も多いのです。

 

しかし残念ながら症状が重く、後遺症が出てくるのも現実です。

 

 

後遺症状

 

 

・患側の眉毛が挙がらない
・瞼が落ちてくる
・表情を作ると目が小さく細くなる
・表情を作ると顔がグニャッと歪んだようになる
・口角が上がらない
・黙っていてもほうれい線に差がある
・患側の顔が重い、硬い、突っ張る

上記のような症状です

 

 

 

Q16 後遺症を防ぐために自分でできることは何ですか

 

 

・発症初期の段階から目と口が同時に動かないように鏡を見ながら注意して、顔の運動をこころがける
・顔のマッサージを<こまめに>行う(やり方は基本的にはシワと垂直方向に伸ばす)
・顔に強いマッサージや顔全体が動くような電気をかけない
・笑ったり緊張した表情をしたあとはマッサージをする
・あくびをしたり食べたりした時に目が細かったり閉じているようなら、もう一度意識し て同じ動作を行い癖をつけない。

 

 

Q17 医師から手術を勧められました。手術をした方が良いでしょうか

 

これは医師の間でも、施術者の間でも、また顔面神経麻痺治療経験によっても、さらに 個々の患者のケースによっても、違った意見が出るように思います。

 

手術については、医師の本音ではあまり手術を勧めていないと思える事例を何度か経験しています。

 

顔面神経麻痺で手術と言った場合に、違った意味で2種類の手術があります

1つめ、発症初期の重症度で手術を選択する場合

 

2つめ 顔面神経麻痺発症から半年もしくは1年以上経ち、後遺症による顔の歪みに対して美容整形的に手術を選択する場合です

 

1と2の二つのケースでの私の考えは

 

顔面神経麻痺症状の状態によって、顔面神経麻痺発症前の元の状態により近づくなら、その手術選択はあると考えています。
これは、技術レベルと、手術のリスクを抜きで語るとすればです。

 

ただし、顔面神経麻痺発症当初から当院を受診された方で、1と2の両ケース共に、手術をされた方は一人もありません。

 

 

顔面神経麻痺になって数年経って、当院を初めて来院された方の中には、1と2の両方のケースの方がおられました。
これは手術されても尚、満足出来ないことの現れでしょうが、少しでも良くなるなら当然のことと思います。

 

 

私が今まで鍼灸施術を行ってきた経験では、例え重度の患者様でも、手術をせずとも、見た目は判らない程度までほぼ全ての症例で改善していると思っております。

 

 

発症当初から比べれば、鍼灸施術によって雲泥の差に改善されるのは、見た目だけではありません。評価点数上からもはっきりと現れます。

 

 

私の鍼灸師としての長い経験の中で、美容整形で一度相談してみて下さいとお勧めしたケースが今年になってあります。
この方の場合、当初の顔面神経麻痺評価点数が4点と重度で、そのわりに精勤には来院されず、また施術姿勢も耐えられない面があり、一定の時間が経過してしまった患者様です。現在の顔面神経麻痺評価点数は30点。見た目は大変良い状態なのですが、

 

 

患者様がと言うより、私自身が状態に不満で相談だけでもと言ってお勧めしたのですが、相談に行かれた美容整形の医師からは、「ここまで良くなっていて、手術をする必要はない。鍼灸でここまで良くなることに驚いた」このような説明をされたようです。

 

以下に当院の患者様で、手術をしなかった3つの症例を上げます

 

1,

症例

「医師から顔面神経麻痺の手術を勧められ予定日まで告げられ、迷いながら来院された顔面神経麻痺症例 44歳 男性」

 

2、

症例

「早期に手術を勧められた顔面神経麻痺症例 29歳 女性」

 

3,

症例

「顔面神経麻痺発症後4か月近く経て尚、目を閉じようとしても見開いたままで瞼がピクリとも動かせず、医師から形成外科を紹介されている重度の顔面神経麻痺症例 57歳 男性」

 

 

さらに、現在施術中の方の例ですが、顔面神経麻痺評価点数は重度の方です。

特に口の歪みが目立ち、5ヶ月間口の歪みに目立った改善が見られませんでした。しかし発症6ヶ月めから急激に口の歪みが改善され、後遺症状もあまり出ておらず、珍しい改善経過をたどっています。

この症例を挙げたのは顔面神経麻痺の手術の一つの目安が発症後6か月というのがあるからです。この症例のように6か月過ぎて筋力低下も見られず、急激に良くなる例として挙げたものです。

 

しかし施術者としては、例え見た目が分かりにくいまで改善したとしても、機能面で後遺症が出れば、忸怩(じくじ)たる思いになります。

 

顔面神経麻痺が発症する以前の顔の状態に戻したい。それが施術者としての当然の思いです。

  

 

                            

 

 

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