休診日(日曜・祝日) | ||||||
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
8:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
13:30~20:30 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
施術受診の流れ
施術の流れ(初めて来院された患者様へ)
予診表への記入・問診・施術時の服装・施術後の過ごし方
<予診表への記入>
1
当院は完全予約制になっておりますので、待合室ではなく
そのまま直接施術室にご案内させていただきます。
2
予診表をご用意していますのでご記入していただきます。
初診時は予約時間枠に余裕を持たせておりますので、ゆっくり
ご記入いただいて結構です。
書き方が判らなければお気軽にお声をおかけください。
また項目に無いことでも、思ったことをご自由にお書き下さい。
書き辛ければ、施術者がお聞きしながらご一緒に記入して行きましょう。
予診表の記入が終わったらお声をかけてください。
その予診表に沿っていろいろとお話をお聞かせ願います
<施術時の服装>
3
お話を聞き終わった段階で、施術者は一旦治療室から退出しますので、患者様は衣服を
治療しやすい状態にまで脱いで頂くか、お着替えを持参さている方は着替えていただき
ます。
鍼灸治療(東洋医学)は全身に張り巡る経絡を利用して、気血の流れ、体の歪みを調整する治療法です。
したがって基本的には全身が治療対象となります。
治療しやすい服装は、頸、肩、背中などの上半身が愁訴の場合は、
男性は上半身は全て脱いでいただきます。
下半身は膝から下が出るように靴下は脱いでいただきます。
女性の場合はブラジャーはつけていておいていただき。背中が出るようなタンクトップ姿に
お着替え願います。
膝など下半身の訴えの場合は、半ズボン姿で上半身は肘から先が出る様にお着替え下さい。
特に、男女性共に、ワンピースやつなぎ服での施術は難しいので、タンクトップや半ズボンを
ご持参願います
着替え終わりましたらその旨お声をかけてください。
4
東洋医学では古来より施術の流れは以下のようにされています
1(望) 患者様の雰囲気、様子、状態、エネルギー、などから体の弱りや力、
イライラ感などの情報を感じ取る。
2(聞) 声を聴き、匂いを聴くという五感で、かすれた声、太い声、または
酸っぱい匂いなどといった。病気と関連づけた2千年来の大系に照ら
し合わせる
3(問)お話を聞き様々な情報を得る
4(切) 患者様の脈や舌を診て、お腹や背中などを直接に触って確認する
切診
脈診
まず治療ベッドに上がっていただき上向きに寝ていただき脈の状態を確認させて
頂きます。
舌診
舌の状態を確認させていただきます
腹診
お腹の状態を確認させていただきます
切経
皮膚や訴え部分の状態を確認させていただきます
上記では何を知り得るのか簡単にご説明します
この検査法は2千年ほどの経験が蓄積され体系化されたものです。
例えば自律神経の乱れが原因。ここでは交感神経緊張と見られる患者様の例で説明させていただます。
西洋医学の血液検査や尿検査、レントゲン検査では異常が出ず、医師から「これと言った病気は
見られない」と言われた場合
東洋医学の検査法で以下のような状態が確認できたとします。
脈を診ると緊張してやや早い。舌は赤みがかってている。腹診をすると筋肉のやや過敏状態がみられる。
問診すると、イライラしたり、眠れなかったり、便秘の訴えがあることが多いです。
これを正常な状態とは考えません。すなわち脈診や舌診から交感神経の緊張という自律神経の乱れに
よっての愁訴であることがすぐに施術者にも理解できる検査方法となっています。
上記の状態を治療もせず放っておくと、熱化に傾いてきて精神的に落ち着かなくなり、肝系統への
影響が出始めます。 それを事前に防ぐための予防が、東洋医学の未病を防ぐと言う言葉になっています。
特例
ギックリ腰などの急性疾患では、姿勢の変換さえままならず、初診の方であっても、まず一番楽な
姿勢で横になっていただき、簡単な診察と今までの経験で、手順よりも治療を優先させます。
5 施術
施術は、西洋医学のように病名によって同一の薬が出されるのとは全く異なります。
望、聞、問、切によるデータを本に行います。
鍼、灸、遠絡療法、手技療法と、道具と手段が同じと言うだけで、患者さまお一人お一人
違う施術内容になります。また同じ患者様であっても前回と同じ内容の施術にならないことが
多いです。それは望、聞、問、切が本なので前回と違う状態になれば治療法も違ってくる
のが東洋医学の特徴です。
鍼灸施術
一番短くて髪の毛程度の細い鍼を一本だけ使用して、皮膚に接触させるだけの施術の場合も
あります。
長い鍼を使用して鍼の持ち手側にもぐさを着けて温めたりもします。
それぞれの状態にあわせて鍼を用いますから、毎回同じ細さで長さの鍼を何本、ここに打ちますと
いうことにはなりません。
しかし施術する際は必ず説明をさせていただいてから行いますので、嫌ならお断りしていただいて
かまいません。別の方法で効果が上がる手段を説明させていただきます。
遠絡療法
遠絡療法は患部には一切触りません。愁訴の本が何なのか本に対する施術となります。
施術者の手を使って押すか専用の押し棒を使用して施術いたします。
手技療法
相乗効果が期待出来ると判断した場合に行います。
6,施術後の説明
施術の直後効果を確かめる為に、施術前と施術後の状態をNRS値(Numerical Rating Scale)を使って
0から10の数値でお尋ねすることをします。
7,お会計の後、お帰りの際に次回のご予約をお取りいただくか
お電話にてご予約をお取りいただくかをお決めいただきます
施術間隔は症状によって異なります。
おつらい症状の場合は週2回程度の間隔での施術をお勧めいたします
治療後の過ごし方
お風呂
炎症(発赤・発熱・腫れ・疼き)がある場合は入浴は控えてください。
鍼灸治療を初めて受けられた患者様は、治療後2時間以上空けてシャワー程度にしてください。
鍼灸治療のご経験の有る患者様は、治療後2時間以上空けて入浴は短時間にしてください。
シップ
温シップでも冷シップでも、貼って気持ちがよければ使用していただいてかまいません。
運動
鍼灸治療・遠絡療法・治療当日は運動は控えてください。日常生活は普段どおりに動いていただいてかまいません
マッサージ
炎症がある場合は患部を揉んだりマッサージをすることはお控えください。
遠絡療法をされる場合は治療前3日間はマッサージをお控えください。