休診日(日曜・祝日) | ||||||
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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帯状疱疹後神経痛(PHN)・頭痛 81歳 男性
2ヶ月ほど前に右こめかみから前額部、頭皮に帯状疱疹が出来て病院を受診し治療をおこなった。その皮膚痕が今も黒く変色している。現在疱疹そのものは消えたものの前頭部に押されるような痛みと痺れた感覚が未だに残っていて取れない。触っても圧しても痛くないが、何もせずじっとしている時に、押されるような痛みと痺れ感が帯状疱疹痕の部にあり、とくに起床時がつらい。
<初診時>
治療は鍼と灸に遠絡療法をおこなった。
<2回目>前回治療から6日後
前回治療して押された感じと痺れ感10→7に減少
<3回目>前回治療から3日後
押された感じがなんとなく痛いに変化した。10→5 部位も眉毛のすぐ上あたりに限局された
<4回目>前回治療から4日後
愁訴10→2に軽減。起床時のみ10→3ぐらいとのことである。
<5回目>前回治療から4日後
前回治療後から今日まで愁訴は10→2程度であった。本日の治療後愁訴が10→0になったとのお話だったので
一旦略治とした。
(考察)
帯状疱疹後神経痛(PHN)は神経繊維そのものが弱っているため難治性となるものが多い。この症例は発症からさほど経過しておらず、神経への浸食程度も軽かったことが早期の軽快に繋がったのではないかと考えられる。