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岡山県岡山市中区門田屋敷1丁目
9-29(菱和パレス一階)

リウマチ治療で有名な全国の病院各所で治療を受けてきた患者様  55才 女性

5年前に両肩関節痛が出現し肩が挙がり難くなり、大学病院にてリウマチと診断された。ご自宅が内科、リハビリ科をされている診療所であり、当初はリウマチに対する先端医療を受けてきた。しかし体への負担と副作用の影響を考慮して、漢方薬や自然療能力を引き出すような、病院、医院、治療院を各都市や地方に訪ねて治療を受けてきた。遠絡療法については遠絡療法セミナーを受診された近医の医師から紹介されて、東京のペレス銀座クリニックにまで治療を受けに行かれた。当院へはペレス銀座クリニックからの紹介で来院された。リウマチ以外に子宮筋腫や甲状腺機能低下などの病気を抱えている。
■診察
[ 初診 ]
腕関節の腫れと動作時痛に指の関節の変形がある。しかしご本人が一番つらい症状は左肩関節の痛みと可動域の狭小による衣服の着脱、料理で包丁を切る、自転車に乗る、洗髪するなどの日常動作の障害である。治療は遠絡療法と鍼灸治療を併用して行なった。
[ 6回目 ]
この時点で痛みはVAS10→1へと軽快している。
[ その後の経過 ]
左肩関節以外の関節痛を時に訴える事もあったが一時的なもので、可動範囲を超えなければ初診時点より半年経過した現在週1回の治療を続け痛みは消失している。その為日常動作はあまり意識することなく送れており、リウマチの進行はみられない。現在の課題は可動範囲の拡大と筋力低下であり、遠絡療法と鍼灸治療に運動療法を加えて治療を継続しておこなっている。
■考察
通院当初は消炎鎮痛剤としてロキソニンを服用していた。この薬も漢方処方をされる担当の医師からは服薬をやめるように言われていた。しかし服用しないと痛みが出る為飲み続けてきたが、当院での治療後2ヶ月目くらいでロキソニンの服用も止めることができた。リウマチに対する現代医学の治療も日進月歩のようだが、膠原病というものの捉え方の視点や副作用の問題など考えさせらる症例である

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