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足骨折・手術後の痺れと痛みと歩行障害 66歳 女性

3年前歩行中に側溝に落ちて、足首に近い側の脛骨と腓骨共に骨折し、3ヶ月入院しさらに1年後に金属を抜くために1ヶ月入院した。骨折後すぐに下肢全周囲に痺れを感じはじめた。医師に訴えたが服薬を処方しただけで、3年たった現在も痺れは全く軽減せず、ビッコを引くようにして歩き、歩行時はすぐに何かにつかまりたくなる。と言う訴えで来院された。

■所見
足内側の脛骨側の手術跡も外側の腓骨側の手術跡も、ともにケロイド上になっている。触っても痛みは感じない。痛みは第4趾外側にあり圧痛と歩行時痛がある。

■診察
[ 初診 ]
遠絡療法のみをおこなった。治療直後足の痺れの範囲が3分の1ほどに小さくなり、痺れのVAS値も10~3に減少した。第4趾の痛みもほとんど取れた。

[ 2回目 ]
随分楽に歩けるようになった。腓骨側の痺れは消失した。内果を中心に残るのみとなった。

[ 3回目 ]
内果中心に5センチ角程痺れ範囲があるが、程度は弱く、歩行を含め日常生活がとてもらくになった。内果中心部のみに治療をおこなった。治療後は痺れの 度合いが軽くなったが、範囲は変わらなかった。しかし日常生活上まったく問題が無くなったので一旦略治とした。

5日後知人を紹介したいとのことでお会いしたが、内果に残っていた痺れも消失したとのことで、3年間苦しんだ痺れと痛みの愁訴がほぼパーフェクトに消した。

■考察
手術跡の痛みと痺れで悩まれておられる方も多いと思いますが、是非試してもらいたいと願っております。

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