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病院耳鼻科の通院中止を後から知らされた 顔面神経麻痺症例 30歳 男性
ちょうど3か月前朝の洗顔時に顔に違和感を感じた。その日昼頃には顔がずれているのがわかり近くの耳鼻科を受診した。聴力検査では異常は見られず耳内と周囲を医師が診察し、「ヘルペスでは無い」と言われステロイドが処方された。2日後脳神経外科を受診しMRIを撮ったが脳に異常は無かった。翌日耳鼻科を再度受診しアデホスが追加処方された。症状が回復せず医師の説明にも納得できず2週間後別の病院を受診した。そこの病院の耳鼻科ではヘルペスによる顔面神経麻痺と説明された。そして手術を勧められ、手術を受けるなら発症から3か月以内にするように言われたが、仕事が休めず入院も出来ないと断った。発症から3か月経過したが顔の状態はさほど変わらず、顔面神経麻痺評価テストでは点数は言われなかったが、医師から「口元が動いていないから点数はさほどあげれない」と言った意味の事を言われた。遠方だが当院をネットで検索して来院された。
<初診>顔面神経麻痺発症から3カ月経過
顔面神経麻痺評価点数6点 額しわ寄せ出来ず 閉眼できず 口元開けず 病院から顔面神経麻痺後遺症に対する説明を受けていないとのことであった。 施術は鍼灸治療と遠絡療法をおこなった。施術後顔のマッサージの仕方、後遺症や日常での注意点を説明した。
<8回目>顔面神経麻痺発症から4カ月経過 当院初診時から1カ月経過
顔面神経評価点数14点 下唇が動かしやすくなりしゃべりやすくなった。
<20回目>顔面神経麻痺発症から6カ月経過 当院初診時から3カ月経過
顔面神経評価点数20点 顔のバランスが良くなり見た目的にはわからない。「人からもわからないと言われる」ご本人。頬にツッパリ感がありストローを唇の真ん中では飲めない。健側では飲める。
<27回目>顔面神経麻痺発症から7カ月経過 当院初診時から4カ月経過
顔面神経評価点数22点 口角が横にイーっと広がるようになった
<39回目>顔面神経麻痺発症から9カ月経過 当院初診時から6カ月経過
顔面神経麻痺評価点数26点 ご本人の評価では顔面神経麻痺発症以前の自身の顔に比べて7割ほど回復したとのお話をされた。
洗顔やシャンプーしても目に水が入らなくなった。瞬きをすると患側の口角から頬が連動して動く。口をすぼめると患側の眼科がピクピクと動く。
<48回目>顔面神経麻痺発症から11カ月経過 当院初診時から8カ月経過
顔面神経麻痺評価点数28点 ウドンをすすれるようになった。ストローを唇の中央で吸えるようになった。口角横の口輪筋がシコリのような硬さを感じる。施術後消失
<61回>顔面神経麻痺発症から1年3カ月経過 当院初診時から1年経過
顔面神経麻痺評価点数30点 ウとオの口で目が少し細くなる共同運動は出ているが、他人からまたは家族から見ても顔面神経麻痺とわからない程度までは回復している。ご本人もまた日常生活で困ることは無いとのお話である。顔面神経麻痺発症から1年3か月経過し、当院初診時から1年経過したことと、遠方でもあり仕事やご家庭を考慮して今回略治とした。
(考察)
後で知らされたことだが病院への通院は半年程度でご本人の意思で中止されており、以後は遠方ながら週1回程度の間隔で当院に通院されていた。一家の働き手の中心で遠方ながら通院当初は週2回の間隔で、その後週1回間隔での通院を1年間続けるのは大変だったと思える。重度の顔面神経麻痺発症から当院を受診されるまでに3か月あった中、日常生活に困らない程度まで回復されたことに施術者としてホッと胸を撫で下ろしている。