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下肢の外側から甲にかけての痛みと痺れ 坐骨神経痛症例 69歳 女性
臀部から下肢外側と足首にかけて、1年ほど前から痛みと痺れが出るようになった。それ以来今日まで整形外科に通院している。整形外科のMRIでは脊柱の変形と神経圧迫があると説明されている。ずっと通院しているがこれといって症状の改善は見られず、台所での立位作業が辛い為知人から当院を紹介されて来院された
<初診時>症状発生から約1年後
痛みは臀部と膝以下の外側にあり。痺れは膝から甲にかけてある。鍼灸施術を受けるのは初めてとのことであった。痺れが有るので施術は鍼灸と遠絡療法を併用しておこなった。
<2回目>前回施術から5日後
愁訴はやや改善する程度であった、立位で愁訴が強くなるのでそこを最も考慮して施術を行った。
<3回目>前回施術から8日後
前回施術してから痛み痺れともに10→6に軽減した。
<4回目>前回施術から7日後
スタスタと歩いて来院された。「痛みと痺れが随分楽になり台所での立位が辛くなくなった」とのお話である。この間草取りも行ったとのお話であった。
VASを確認すると 痛み10→2 痺れ10→2 である。交通の便が悪いことから、本日の施術効果も加わることを含め略治として様子をみることにした
(考察)
患者は坐骨神経根症状と思える足の痛みと痺れで1年ほど苦しんだが、案外早く症状の軽快が見られた。鍼灸施術では症状は似たようであってもお一人お一人微妙に調整しながらの施術となる。また痺れは西洋医学と東洋医学(鍼灸含む)ともに不得手だが、遠絡療法がとても効果を発揮した症例となった。