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病院で重度と判定された顔面神経麻痺 51歳 男性
16日前の朝に瞬きが出来ず、コップの水が口角からこぼれる状態になって病院を受診した。血液検査、MRI,CTを受けたが異常は無かった。医師から入院を勧められたが、仕事の関係もあり通院を希望し紹介状をもらって地元の耳鼻科を受診した。医師から顔面神経麻痺評価テストで重度と言われた。通院で1週間ステロイドの点滴を打ち、その後はメチコバール、アデホスの服薬と目薬をもらっている。しかし症状が良くならないので当院をネットで調べて来院された。
<初診時>
当院での顔面神経麻痺評価テストは16点。発症16日後なので、軽度に近く後遺症が出ない形で完治する可能性のある点数である。
<2回目>前回施術から1週間後
前回から随分印象が良くなっており顔面神経麻痺評価テストをする。軽い閉眼が4点となり。スコアは20点だった。
<3回目>前回施術から1週間後。顔面神経麻痺発症から1カ月経過。
さらに良いので顔面神経麻痺評価テストをする。鼻翼が動くようになり、強い閉眼4点。口笛4点に改善。スコアは26点となった。
<4回目>前回施術から1週間後。
うがい時に油断すると口角から少し水がこぼれるが、ほぼ正常に見える。顔面神経麻痺評価テスト34点。
<5回目>顔面神経麻痺発症から1カ月半経過。前回施術から9日後。当院初診時からほぼ1か月後。
顔面神経麻痺評価テスト38点。イーッと歯をむく動作にほんの少し左右差があるが、検査上の話であり、まったくわからない。
略治とした。
(考察)
病院では重度と判定されたが、発症から1カ月半経過し後遺症を残さない形で略治となった。顔面神経麻痺の重度患者の後遺症施術の難しさの日々の中。少し気が緩む症例となった。