休診日(日曜・祝日) | ||||||
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診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
8:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
13:30~20:30 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
首・肩を動かすと、上肢から指までの痛みと痺れがあり、手に力が入らず握力低下がある。(49歳 女性)
2週間ほど前からこれと言った原因も無く、右上肢に痛みと痺れと力が入りにくくなり、握力低下状態になった。首や肩を少し動かすだけで、症状がきつくなる。寝返りもつらい状態である。病院の整形外科では頚椎症と診断され首の牽引と鎮痛剤をもらっている。
■診察
[ 初診 ]
治療は鍼灸治療と遠絡療法とを併用しておこなった。鍼灸治療は頚椎神経根部と星状神経節部を標的に、遠絡療法は五行運用による中枢からの治療をおこなった。
1回目の治療で上肢全体の症状が急に軽くなったとのお話であった。
[ 4回目 ]
握力が随分入るようになった。朝方は治ったかと思えるほどである。
[ 5回目 ]
症状全て消失。治癒とした。
■考察
初診時の症状は、安静時を含めて少しの動作でも痛みと痺れによって、相当に不自由な状態を強いられていた。ここまで短期間で治癒に繋がったのは、東洋医学の五行によるアプローチと、神経学的な考えを基にした鍼灸治療がずばり的中したと考えられる。