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良性発作性頭位目眩(めまい)症と診断され病院で治療を受けたが、頭重、ふらつき、足に力が入らない状態が続いている 34歳 男性

5日前の起床時にめまい、吐き気と嘔吐が出現して病院を受診した。良性発作性頭位めまい症と診断され点滴をし、めまいと吐き気は軽くなった。しかし頭重が強く、ふらつきがあり、足に力が入らずだるくて重いためにネットで当院を調べて来院された。

 

<初診時>

「頭の重さがきつい。頭を動かす時がつらく横に寝ていると楽である。ふらついて足に力が入らない」と言ったお話であった。治療は鍼灸治療と遠絡療法とを併用しておこなった。治療後は「頭がスッキリしてフラツキが無くなった」とのことであった。

 

<2回目>前回治療から1週間後

フラツキと足に力が入らないのは軽減。デスクワーク後に立ち上がった直後にたまに出るぐらいで、頻度と程度がかなり減った。

 

<3回目> 前回治療から4日後

足に力が入らない症状は消失してしっかり歩けるようになった。フラツキは下を向いていて上を向く動作時にたまに出る感じで、日常ではこの間意識しなくなった。 以上から一旦様子を見てもらうこととし、不安なら連絡していただくことで略治とした。

 

(考察)

コロナ禍で外出が減り、体を動かさないことで、平衡覚などリンパや耳石など内耳の循環が滞りがちで良性発作性頭位めまい症といった症状が出るわけだが、内耳だけではなく肩、首、腰、足の循環も当然悪くなっており、それを考慮した治療が愁訴の早い略治につながった。

 

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