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朝、鏡に写る顔を見ておかしいと思った。中等度の顔面神経麻痺 68才  女性

20日前の朝、鏡を見て顔がおかしいと思った。しかし正月で病院が休みのため発症後4日経って病院の耳鼻科を受診し、顔面神経麻痺と診断された。ステロイドとビタミン剤の服薬5日分を処方された。病院では顔に関しての検査も説明もまったく無かった。20年ほど前にも顔面神経麻痺になった既往歴がある。ネットで調べて当院を受診された。

<初診時>
当院での顔面神経麻痺評価点数は10点。もともと目が細いタイプで閉眼可能である。特に顔の上半分は評価点数が比較的高い。

<6回目>発症から1ヶ月と20日。当院初診時から1ヶ月が経過。
顔面神経麻痺評価点数は28点。1ヶ月で一気に改善が進んでいる。

<12回目>
顔面神経麻痺の症状が改善されたため、この間は膝の痛みや肩の痛みの治療を希望されて、顔面神経麻痺の治療は3回おこなったのみである。顔面神経麻痺評価点数は32点

<14回目>顔面神経麻痺発症から3ヶ月半。前回治療から1ヶ月経過。
顔面神経麻痺評価点数34点。コロナの影響もあり月に1回しか治療はできていないが点数的には問題なく。通院が難しいとの
お話なので略治とした。

(考察)
顔面神経麻痺症状は、顔の歪みがなんと言っても一番つらい愁訴だが、顔面神経麻痺の改善に伴い腰痛や膝痛と言った顔面神経麻痺以外の訴えが出るようになる。こういった場合は主訴が改善されてきたとも言える。またこの症例はコロナ禍による影響を受けた症例でもある。

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