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顎下腺手術後から、舌の痺れと口が歪み、顎周囲が硬くなった顔面神経麻痺 20才 女性

顎下腺の良性腫瘍手術を1ヶ月ほど前におこなった。手術直後は口が開かなかったので気付かなかったが、舌の痺れは麻酔が切れた直後から、口の歪みは手術翌日から現れ、顎周囲はカチカチに硬くなってしまった。「手術前に担当医師から手術時に顔面神経が損傷されると顔面神経麻痺が起こると説明を受けており、手術後に顔面神経麻痺が起きたので顔面神経が損傷されたと思っている」しかし手術後に医師から「顔面神経は切っていない」との説明を受けた。手術当初は舌が焼けたような痛みでビリビリしてうまくしゃべれなかったが、今は痺れはあるもののしゃべるには困らないようになっている。味覚は手術後一週間は味覚を感じなかったが、今は辛い甘いなどはわかるが、薄味が判り難い。

 

<初診時>

顔面神経麻痺評価点数は34点。頬骨以上の項目は正常。イーッと歯を剥く。口笛。口をへの字に曲げる3項目に異常が見られる。治療は鍼灸治療と遠絡療法をおこなった。

 

<2回目>

舌で上唇をなめれなかったのが、前回の治療後から出来るようになった。上も向けなかったが、かなりに向けるようになった。下顎の堅さがかなり緩み、見た目のつっぱり感が無くなっている。

 

<3回目>

顔面神経麻痺評価点数40点満点の38点。口笛を拭くウーッと口をすぼめることが出来るようになり、痺れも改善され見た目もわからなくなっている。日常生活上にほとんど支障が無いようなので略治とした。

 

(考察)

顎下腺の手術の影響で、顔面神経の下顎部分にのみ障害が出たケースであるが、幸い短時日で回復した症例となった。

 

 

 

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