休診日(日曜・祝日) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
8:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
13:30~20:30 | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
3回の施術で略治とした、顔面神経麻痺の症例 41歳 女性
26日前に頭痛と耳周囲に痛みがあり、翌日顔に異常を感じた。5年前に顔面神経麻痺にかかった経験があり、近医の耳鼻科を受診し大きな病院へ紹介状を書いてもらって受診をした。MRI、聴力検査、血液検査に異常は見られず、顔面神経麻痺と診断され、5日間入院してステロイド点滴などの治療を受けた。退院後18日経過したがまだ症状が残っている為、当院をネットで調べて受診された。
<初診時>顔面神経麻痺発症後25日経過
顔面神経麻痺評価点数22点。一般的には20点を超えると顔面神経麻痺とは気付かない程度になっている。発症後1ヶ月以内で22点あり「あまり後遺症の心配はしなくて良いだろう」と伝えた。
<2回目>前回施術から10日間経過
表情がさらに改善され、顔面神経麻痺評価点数は30点になっている。
<3回目>顔面麻痺発症から2ヶ月が経過。前回施術から1ヶ月間隔が開いている。
少し症状が残っており不安もあって来院されたようだ。
顔面神経麻痺評価点数40点満点の34点。経過は順調で後遺症が出たとしても、「瞬き時の口元の軽微な共同運動程度で気付かないレベルであろう」と伝えた。
施術は略治とした。
<考察>
顔面神経麻痺症状に対する危機感をご本人も持たれておらず、施術する側も1ヶ月も施術間隔が開いての来院に、何事かと思ったぐらいである。ただしこういった症例よりも、深刻さを抱えた症例の方が断然多いのが実際である。