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手の痺れ、足の痺れ、筋肉痛の様な首・肩・足の強ばり    28歳  女性

1ヶ月ほど前から左足の痺れを感じるようになり、それまで飲んでいたホルモン剤の副作用かと思い、かかっていた診療所で血液検査をしてもらったが異常無しと言われた。その数日後から左手の甲が痺れるようになり、整形外科を受診し、レントゲンでストレートネックと言われ、リハビリの指示を受けウオーターベッドと電気治療を2回受けた。その後も症状が変わらず大きな病院で脳と首のMRIを撮ったが、異常無しと言われた。その後左手の痺れの範囲が手の甲に比べたらきつくはないが、上腕部まで上ってきている。また筋肉痛のような強ばりが首、肩、腰、下肢にある。とのことである。

 

<初診時>

左足の痺れは第1第2指が中心、左手の痺れは手の甲と指が中心である。強ばりは肩と首と下肢のふくらはぎが中心である。施術は鍼灸治療と遠絡療法を、自律神経、と痺れに対して神経と経絡に沿った施術をおこなった。施術後は手の甲の痺れが10→3になり、足の指の痺れが10→2に軽減した。さらに肩と首が軽くなったとのお話であった。

 

<2回目>前回施術から1週間後

前回施術を受けた日はよく眠れた。また手の甲と足指の痺れも軽い状態が続いているとのお話だった。

施術は初診時と同じように行った。

施術後は、 手の痺れ10→0  足指の痺れ10→0  とのお話だったので治癒とした。

 

<考察>

痺れ治療は西洋医学的な病態知識が必要ですし、東洋医学の経絡(ツボを結ぶライン)と言う知識も必要です。この症例は痺れが出現して日も浅かったこともあって2回の施術で治癒してしまった症例である。

 

 

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