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自転車での転倒打撲による首と肩の動作時痛と運動角度制限  41才男性

2ヶ月半前に夜間自転車で転倒し、頭から溝に突っ込んで顔面打撲と一部を骨折した。救急で入院したが、以後首と肩を動かすと現在も痛みがあり首の動きにも制限がある。病院での検査では頚椎についてはXP・CT・MRIともに異常は見られなかった。整形外科と整骨院へ通っているが症状は改善されておらず当院を受診された。既往歴としては左肩関節靭帯断裂がある。

■診察
[ 初診 ]
首を動かしても手に痛みも痺れも出ない。首を左に回旋させた時と後屈させた時に、左頚部から肩にかけての痛みが右側よりもつらい。
治療は左側の最も辛いところに対して鍼灸治療をおこなった。治療直後は今まで制限されていた左側の首の動きと痛みがほぼ改善された。
「整形外科でもらっているシップを貼ってもよいか」とのお話があったので、「鎮痛効果はあるがシップを2ヶ月半使用してきての効果ぐらい」と答えた。
[ 2回目 ]
6日後来院された。運動角度と痛み共に改善されている。
治療は症状として残っている左右の首と肩のツッパリ感に対して、鍼灸治療と遠絡療法とをおこなった。治療後愁訴は軽減した。
■考察
自転車で転倒し入院。整形外科を受診し、整骨院を受診して2ヶ月半苦しんできた症状が当院でのたった2回の治療で改善された。
現在の西洋医学一辺倒の医療ではなく。症状を改善するのに最適な治療を選択できる。
今後の医療はそうあって欲しいと願っている。

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